債権回収の2つの要素とは

2018年09月19日(水)

債権回収の2つの要素

債権の回収には、2つの要素があります。
一つは、債務者に、お金を返す力が残されているかということです。これを「支払能力」といいます。
もうひとつは、債務者に、お金を返すつもりがあるかということです。これを「支払意思」といいます。

 

回収のポイントは、「支払意思」を高めること

 

債権回収の大きなポイントは、「支払能力があるうちに、支払い意思があるようにする」ということです。

ない袖は振れないです。これは、弁護士が回収に動き出しても、回収できないのです。

 

(ただ、袖を追加してもらうことはできます。
たとえば、ご親族を保証人にしてもらうなどは、袖の追加になります。)

 

袖があるうちに、「支払うべきだ」と思ってもらうため、どういうことをすべきなのか。

 

次回以降、解説させていただきます。

 

弁護士 杉浦智彦

 

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