取引先の連絡がつきにくくなったら要注意
2018年11月24日(土)
債権回収に動き出すべきタイミングというのはいくつかあります。
一つは、にっちもさっちもいかないときですが、
早めに信用不安を嗅ぎつけ動き出すことが最善だとはいえます。
問題は、「信用不安をどうやって把握するか」というところです。
噂を嗅ぎつけられるならばそれがよいですが、
そうでなくても、取引先の連絡がつきにくくなったら、信用不安の可能性があります。
特に、従前は、すぐ折り返しのあった取引先が、急に連絡が乏しくなり、その理由が不明(海外に行っている場合もあるので)であれば、信用不安かもしれませんので、警戒しておくのがよいかと思います。
弁護士 杉浦智彦
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